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チャンキー松本個展 『 十 一 か げ つ の ゆ め 』 |
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『十一かげつのゆめ』
この夏のことですが、臨床心理学者で、文化庁長官の河合隼雄氏がお亡くなりになりました。去年の夏に意識不明の重体になってから、昏睡状態のまま11ヶ月間、、この夏のある日、旅立たれたそうです。氏は夢や無意識の世界について書いたものが多くあって、私は氏の本を読むのが好きでした。最後の11ヶ月もの間、、氏が見た夢はどんなものだったのでしょうか、、11ヶ月間の夢の時間に、氏はどこへ行って、どんな最後の仕事をしていたのでしょうか? 今回の個展は私がこの1年間、12ヶ月の間に描いた作品を展示します。それらは現実の時間からは少し浮遊した作品ばかりなのかもしれません。ある時は樹になりたいと感じ、ある時は蝶や鳥になりたいと感じ、ある時は森のなかへ向かう気分だったり、、現実のボクが見て感じた世界を、白い壁に投射したものが作品なわけですから、日々変化する絵は、光の照らし方でいくらでも形が変化してゆく影と同じなのです。 現実から少しズレ、、少しずつズレて、、先頭とビリが交差する、、この世からズレることで、あの世を覗くことがあったりしてね。11月のある日、、この場所で、、ズレたわたしとあなたが出会います。 (上/虫の眼から)
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| 時間も少しズレちゃって プラスとマイナス かげとゆめが交わった 十一かげつのゆめで、、お逢いしましょう 2007年11月7日(水)〜24日(土) 本町 ラウンディッシュギャラリー 12:00〜19:00 17日と毎日曜日休み最終日17時まで ※なお、チャンキー松本展覧会をもってラウンディッシュギャラリーは 休業されるそうです。 |
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| 「こ こ に 在 る か ら こ そ、 か た ち 成 る も の」
歴史のなかでは様々な人の到達点があり、そこでは様々な詩が生まれてきたはずです。ボクの場合は、そこに答があった!とか、なんか見えた!とかではないのですが、、ただただ、やっとここまで来たんだ、、という感じでしょうか。 偉大な詩人たちが放った言葉の強度は凄いものがあったはずです。ボクらは詩の、言葉の強度が力を無くした、、と思われたこの時代において、それでもなんらかの表現によって、失われた強度を求め、格闘しているのです。 ここに在るんだ、、とこの手で触れてみて、ホントに感じたからこそ、形が産まれるのです。それは妄想ではない、、と思っています。だって、こんな簡単なことを解るために、ボクは何千枚の絵を描き、何千人の人に出会い、旅をしてきたのですから、、 そして、もしかしたらボクの作品を見てくれた方のなかで、何人かの方には、ボクの想いだって届くはず、、だとも信じていますし、あるいは、ボクの力だけでは足りないところを、感じてくれた人が埋めてくれる、、とも思っています。 それが「作品を発表するという行為」、の本質だと考えているからです。 |
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| 「 次 よ り も、 今 を 愛 す る こ と 」
ちょうちょ ひらひら ひらひら ちょうちょ ちょうちょ 追いかけて ちょうちょ 追いかけて お前の足元には お前が踏みつぶした 数年前に創った唄ですが、なんとなく今ごろになって、この詩の意味を理解しています。ちょうちょを追いかける、夢中になる、、次を夢みて飛ぶ、、ただ夢ばかり追いかけて、足元を見れなくなったら、踏んずけたものが屍ならば、それは不幸ではないでしょうか。 「樹 の 根 元 は 深 い 夢 を 見 て る」 樹を見ながらスケッチしていて、そう感じました。時間とは関係ないところで樹は成長していますし、今在るとこから動くことはないですから、、それは生きていながらにして、どこか夢を見てるような、、そういう風に樹という存在を感じました。 散らかし 騒ぐ風なんかに 消せやしない そこまで、根を伸ばさなくてはならないのです。ときに動かずに、立ち止まって、この場所で潜らねばならないのです… 深い夢とともに… (200711/チャンキー松本) |
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